メルペイスマートマネーとはフリマアプリのメルカリが運営しているサービスで、メルカリアプリでお金を借りることができます。
借りたお金はメルペイ残高に付与され、連携済みの銀行口座に手数料無料で出金できる他、メルカリ内や実店舗でのバーコード決済でも利用できます。
ただし、メルペイスマートマネーの利用には申し込みと審査が必要です。
申し込みをする際は、年齢制限や本人確認が済んでいるかなどの条件があります。
また、一度審査に落ちてしまうと30日間は再審査の申し込みはできないうえに、サービスの利用もできなくなるので注意が必要です。
今回は、メルペイスマートマネーの審査のおいてエラーが出る理由、その対処法を紹介します。
メルペイスマートマネーでエラー出る4つの理由を解説
- 借入希望額が総量規制を超えているから
- 申し込み内容に不備があるから
- メルカリの利用実績に問題があるから
- 支払いを滞納しているから
メルペイスマートマネーを利用するには年齢や年収などさまざまな条件があります。
また、支払いを滞納していたり、メルカリ内での取引でトラブルを起こしている場合は審査に落ちてしまう原因となります。
審査に落ちてしまうと、30日間は再申請ができない上にサービスも利用できないので注意が必要です。
ここではメルペイスマートマネーでエラーが出る理由を紹介します。
1.借入希望額が総量規制を超えているから
メルペイスマートマネーは融資サービスです。
そのため、消費者金融と同様に「貸金業法」という法律が適用されます。
貸金業法とは、年収の3分の1を超える貸付は禁止されているという内容の法律です。
また、全ての貸金業者からの借り入れを対象としているので、他のサービスでお金を借りている場合はその金額を合わせて年収の3分の1を超えないようにする必要があります。
ただし、銀行からの借り入れや住宅ローン、自動車ローンなどは除外されます。
年収の3分の1ということは年収がゼロの場合は、1円も借りることはできずメルペイスマートマネーを利用することはできません。
年収に対して借り入れ希望額が多い場合は、メルペイスマートマネーの審査に落ちてしまう原因となります。
2.申し込み内容に不備がある
本人確認などの申し込み内容で不備があった場合審査に落ちてしまうことがあります。
例えば、年齢が申し込み条件に満たなかったり、申請内容と本人確認書類の内容が異なる場合があります。
年齢制限は20歳以上71歳未満で、それ以外の人は利用できません。
71歳以上の人は、SMBCモビットやプロミスといった消費者金融・キャッシングローンサービスであれば利用可能です。
また、メルペイスマートマネーの審査を受けるためにはメルカリアプリ内で本人確認を済ませておく必要があります。
本人確認に必要な書類は、マイナンバーカード、運転免許証、運転経歴証明書、パスポート、在留カードのいずれかとなります。
本人確認書類に記載されている個人情報と、申し込み内容に異なる点がある場合は、審査に落ちる原因となるので注意しましょう。
また、メルカリの本人確認は最大5日と時間がかかるため、早めに済ませておくようにしましょう。
3.メルカリの利用実績に問題があるから
メルペイスマートマネーはフリマアプリメルカリが運営しているサービスのため、メルカリ内の利用実績に問題がある場合は審査に落ちてしまうことがあります。
例えば以下のような実績があると審査に受かりやすくなります。
- メルカリの取引件数が多い
- 悪い評価が付いていない
- 購入時の受け取り評価を速やかに行っている
- 出品者の自己都合キャンセルや発送遅れなどがない
- 常識の範囲内で値引き交渉をしている
- 取引相手とのトラブルがない
メルペイスマートマネーの審査に通りやすくするためにも、メルカリの取引はスムーズに完了させて、良い実績を心がけるようにしましょう。
4.支払いを滞納しているから
メルペイスマートマネーはメルカリが運営しているため、審査基準はメルカリ内の利用実績を参考にして行われます。
メルカリの後払いなどで支払期日内に支払いができていない場合は、信用が失われ審査に通らない可能性が高くなります。
また、メルペイスマートマネーの審査では信用情報調査も行われます。
信用情報調査とは、個人の信用情報が記録されているデータベースに照合をかけて、これまでの債務の返済状況などを調べることです。
メルペイはCICという個人信用情報機関に加入しています。
CICとは、消費者のクレジットやローン利用に関する情報が登録されていて、過去の長期の延滞や債務整理などを行った場合も記録されている機関です。
CICに加盟している会社は、審査対象者の情報を共有することができます。
そのため他のクレジットカードでの滞納があった場合でもメルペイスマートマネーの審査に落ちる原因となってしまいます。
ただし、CICの保有するクレジット情報の保有期間は5年間なので、ブラックリスト入りした場合でも5年以上経過していれば審査に通る可能性もあります。
確実に審査に通るようにするためには、全ての後払いサービスでは支払期日を守って余裕をもって精算するようにしましょう。
【必見】メルペイスマートマネーのエラーが出たときの対処法
- 支払いを滞納している分の料金を支払う
- メルカリに問い合わせる
メルペイスマートマネーの審査でエラーが出てしまった場合の対処法について紹介します。
一度審査に落ちてしまうと30日間再審査の申請ができないので注意が必要です。
年齢制限に関しては対処法はないため、制限内の年齢になってから利用するようにしましょう。
1.支払いを滞納している分の料金を支払う
メルペイ後払いや他のクレジットや後払いサービスで滞納している場合は、審査に通らない可能性が高くなります。
そういった理由で審査に落ちてしまった場合は、すぐに滞納している分の料金を精算するようにしましょう。
遅延料金を払ったうえで再度申請をすると審査に通過してメルペイスマートマネーを利用できるようになるかもしれません。
2.メルカリに問い合わせる
上記で述べた審査でエラーが出る理由にどれも当てはまらなくて、何が原因で審査に通らなかったのかわからない人は、メルカリに問い合わせてみると良いでしょう。
実際に問い合わせると原因がはっきりします。
問い合わせる前によくある質問コーナーで同じような問い合わせをしている人がいないかを一度確認してみるといいかもしれません。
問い合わせ方法は後ほど紹介します。
それでもメルペイスマートマネーのエラーが解決しないときはメルカリに問い合わせてみよう
メルペイスマートマネーの審査に通らず原因が自分ではわからない人は、メルカリに問い合わせてみましょう。
しかし、電話での問い合わせができないため専用フォームでの問い合わせのみとなります。
電話のように即時に返答が返ってくるわけではありませんが、数日待つと返信が返ってきます。
それでは、専用フォームでの問い合わせ方法を紹介します。
アプリ版の場合は、マイページからお問い合わせ画面に進み、該当する問い合わせを選択し、問い合わせ内容を入力して送信すれば完了します。
内容によっては、商品IDが必要な場合もあるので事前に確認しておきましょう。
ウェブ版の場合は、ログインの必要がないため、問い合わせ時に指定したメールアドレス宛に返信が届きます。
そのため、アドレスミスやドメイン指定受信設定などに注意する必要があります。
▼参考URL
https://help.jp.mercari.com/guide/articles/256/
まとめ
今回はメルペイスマートマネーの審査の際にエラーが出る原因と対処法を紹介しました。
審査に落ちてしまう理由は以下の4つです。
- 借入希望額が総量規制を超えているから
- 申し込み内容に不備があるから
- メルカリの利用実績に問題があるから
- 支払いを滞納しているから
また、借入上限金額は20万円までだったり、一度審査に落ちると30日間再申請できなかったりと注意すべき点もあります。
メルカリ内でトラブルをおこさず、支払期限を守って利用していれば審査に落ちる可能性は低くなるでしょう。
審査に落ちてしまって原因がわからないときは、紹介した問い合わせ方法を参考にしてメルカリに問い合わせてみましょう。
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