メルペイスマートマネーとは、メルカリでお金を借りることができるサービスです。
利用の際は、審査があり通過した人のみ利用できるようになります。
審査基準は主に、信用情報やメルカリでの利用実績となります。
そのため、メルカリの利用経験が少ない場合や他社のカードローンで傷がある場合は審査に落ちてしまう可能性が高いです。
また、総量規制などの貸金業者の法律が定められており、法律を破る形での借入は出来ないため、年収も3分の1を超える借入がある場合や、短期間で複数のカードローンに申し込んでいる場合はメルペイスマートマネーを利用することはできません。
今回は、メルペイスマートマネーの審査について、審査基準や落ちてしまった原因と対処法を詳しく紹介します。
メルペイスマートマネーの審査に落ちた!その原因は?
- メルペイスマートマネーの利用条件に合っていない
- 提出書類に不備がある
- メルカリの利用経験が少ない
- 信用情報に傷がある
- 総量規制を超えている
メルペイスマートマネーの審査に落ちてしまった場合は次の5つの原因が考えられます。
それぞれ対処法も共に紹介しているため、確認してみましょう。
1.メルペイスマートマネーの利用条件に合っていない
メルペイスマートマネーは以下のいずれかに当てはまる場合は、利用することができません。
- 20歳未満または71歳以上の場合
- メルペイの利用を制限されている場合
- メルペイスマートマネーの返済期日を過ぎて返済が済んでいない場合
- メルペイあと払いの返済期日を過ぎて返済が済んでいない場合
- 利用状況などからメルペイスマートマネーの利用に適さない可能性があると判断された場合
この条件に当てはまっている場合は審査に落ちてしまう可能性が高いため、申し込みの前に確認しておきましょう。
また、メルペイやメルカリの利用を制限されている人は、メルペイスマートマネーの利用はできません。
例えば商品の明細がわからない取引や販売を目的としない出品行為などの禁止行為を行った記録がある場合は、審査通過が難しくなるのはもちろん、メルカリ自体の利用もできなくなります。
他にも、取引間でトラブルがあった場合も審査に不利になってしまうので注意しておきましょう。
2.提出書類に不備がある
メルペイスマートマネーが指定している書類を提出できなかったり、提出書類に不備があった場合は審査に落ちてしまいます。
メルペイスマートマネーの審査には以下のいずれかの書類が必要です。
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- パスポート
- 在留カード
- 特別永住者証明書
上記の書類を提出して、記載されている住所と現住所が異なる場合などは書類不備とみなされ審査に落ちてしまいます。
個人情報の変更があった場合は、出来る限り早く更新手続きを行っておくようにしましょう。
3.メルカリの利用経験が少ない
メルペイスマートマネーの審査では、信用情報や他社の借入状況だけでなく、メルカリの利用実績も基準とされます。
そのため、メルカリを利用したことがない人や利用実績が少ない人は、メルペイスマートマネーの審査に落ちてしまう可能性が高いです。
審査に落ちてしまった場合は、メルペイスマートマネーに申し込む前に、いくつか取引を行い実績を作ってから再度申し込みを行うようにしましょう。
4.信用情報に傷がある
過去にローンやクレジットカードで延滞したり自己破産した経験がある人は、審査に落ちる可能性が高いです。
メルペイはCICといった指定信用情報機関に加盟しており、他社での情報も確認することができます。
審査の際、CICの信用情報が参考にされるため信用情報に傷がある場合はメルペイスマートマネーの審査にも通過できません。
もし信用情報が原因で審査に落ちてしまった場合は、延滞や滞納の記録が消えるまで待って再度申し込みを行いましょう。
5.総量規制を超えている
すでに年収の3分の1を超える借り入れがある場合は、メルペイスマートマネーの審査に通過できません。
これは、総量規制という法律で決められていて、破ったら法律違反で営業停止などのペナルティを受けてしまうためです。
総量規制とは、貸金業者が顧客の返済能力を超えた金額を貸し付けることを禁止したルールです。
すでに年収の3分の1ほどの借入がある場合は、借入残高を減らしてから再度申し込みを行いましょう。
また、過去6か月以内の短期間で3社以上のカードローンに申し込んでいる場合は、申し込みブラックという状態とみなされメルペイスマートマネーの審査にも落ちてしまいます。
信用情報機関には、カードローンなどの貸金業者に申し込んだ記録が6か月間保管されているため、申し込み履歴も審査の際に確認します。
そのため、短期間で複数のカードローンに申し込んでいる場合は、6か月間開けてメルペイスマートマネーの申し込みをしましょう。
メルペイスマートマネーの審査基準は?
- 安定した収入があるか
- 今までに金融トラブルを起こしていないか
- メルカリで本人確認と支払用口座登録が済んでいるか
- メルカリでの利用実績があるか
メルペイスマートマネーを利用するには審査に通過する必要があります。
ここでは、その審査基準について具体的に4つ紹介します。
1.安定した収入があるか
メルペイスマートマネーは消費者金融や銀行カードローンと同様で、安定して収入があるかといった収入能力を審査します。
また、メルペイスマートマネーは貸金業法が反映されるため、総量規制の範囲内で借入を行わないといけません。
総量規制とは、収入の3分の1を超える借入ができないという法律です。そのため、10万円を借りたい場合は年収30万円以上が必要です。
専業主婦などで本人に収入がない場合は、メルペイスマートマネーを利用することはできません。
2.今までに金融トラブルを起こしていないか
株式会社メルペイは、信用情報機関のCICに加盟しているため、CICの保有情報を参考に審査が行われます。
CICで扱われている情報は以下の通りです。
種類 | 内容 | 保有期間 |
---|---|---|
申し込み情報 | 返済能力の調査のため、新規申し込みでクレジット・ローン会社に照会されたことを示す情報 | 照会日より6か月間 |
クレジット情報 | クレジットやローンの契約内容や返済状況を示す情報 | 契約期間中および契約終了後5年以内 |
利用記録 | 返済能力の調査のため、利用途上でクレジット・ローン会社に照会されたことを示す記録 | 利用日より6か月間 |
メルペイスマートマネーの審査で一番大きな影響があるのは「クレジット情報」です。
他のクレジットやカードローンで滞納をしている場合やブラックリスト入りしている場合は審査に通ることは難しいです。
もし落ちてしまった場合は、情報が消えてから新規申し込みを行うようにしましょう。
また、他社との借入金額が合計100万円を超える場合や過去6か月間で3社以上のカードローンに申し込みをしている場合は、法律の決まりによりメルペイスマートマネーを利用することができません。
他社の借金を返済してからメルペイスマートマネーを利用するようにしましょう。
3.メルカリで本人確認と支払用口座登録が済んでいるか
メルペイスマートマネーを利用するためには、本人確認と引き落とし用口座の登録を済ませておく必要があります。
本人確認は以下の書類で行うことができます。
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- パスポート
- 在留カード
本人確認が完了するまで最大5日程度かかるため、出来る限り早めに行っておきましょう。
また、銀行口座の登録を行う際、引き落とし日を6日、11日、16日、21日、26日から選択することができます。
支払ができなかった場合は賠償金が発生するため必ず精算できる日程を設定しておくようにしましょう。
4.メルカリでの利用実績があるか
メルペイスマートマネーの審査は、メルカリでの利用実績も基準とされます。
メルカリでの利用実績とは、取引件数や取引後の評価、トラブルなく取引が完了しているかです。
利用実績を増やすためには、まずは出品や購入数を増やすことが大切です。
また、スムーズな取引やこまめな連絡を心がけ、自己都合でのキャンセルは控えましょう。
まとめ
メルペイスマートマネーは、メルカリ内で申し込んで簡単にお金を借りることができる便利なサービスです。
しかし、利用の際は審査に通過する必要があります。
審査基準は、信用情報やメルカリでの利用実績となるため、他社のカードローンやメルカリでの取引でトラブルを起こしている場合は審査に通る可能性が低くなってしまいます。
これらの原因で落ちてしまった場合は、信用情報が消える期間まで待って再度申し込みを行うようにしましょう。
また、その間にメルカリで取引をたくさん行い利用実績を増やしておくと審査通過率を上げることができるでしょう。
全てのカードローンで滞納をすることなく、メルカリでも禁止行為を行わなけらば審査に通過できるため、日頃から注意しておくことが大切です。
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