メルペイ定額払いの審査基準は? 落ちた理由や通りやすくなる方法まで解説

メルペイ定額払いの審査基準は? 落ちた理由や通りやすくなる方法まで解説

メルペイの定額払いは、お買い物の代金を月ごとに少しずつ払うことができる便利な支払い方法です。すぐに利用できるわけではなく、申し込みを行ったうえで審査に通らなければなりません。

申し込み自体はとても簡単にできますが、肝心の審査に通るかどうか不安ですよね。

そこで今回は、メルペイの定額払いの審査基準から、申し込みの方法や落ちた人の特徴、審査を通りやすくする方法までわかりやすく解説します。

これからメルペイの定額払いの申し込みを行う方は、ぜひ参考にしてください。

目次

メルペイ定額払いの審査基準は?

メルカリでは、メルペイの定額払いの審査基準を公開していません。しかし、申し込みをする際にはいくつかの条件を設けており、その条件に当てはまる人は審査が通りません。

実際に審査を受けた方の口コミを見てみると、どうやら収入や職業などはあまり重視されていないようでした。それもそのはず、メルカリのアプリには、『メルカリのお取引履歴や評価によって利用上限が決まる』とはっきり明記されているのです。

ただし、個人信用情報も見られることがあるので、傷が残っている人は注意しましょう。

それらを踏まえてまとめた審査基準は以下のようになります。

  • メルペイのあと払い(スマート払い)を利用したことがあるか
  • メルカリの取引件数や内容
  • 個人信用情報(過去のクレジットカードやローンの契約内容、分割払いなどの支払い状況のこと)
  • 申し込み条件に該当するかどうか
  • 本人確認を完了しているか

審査に通った人の中には個人信用情報がブラックの人、無職の人、他の審査に落ちたことがある人、勤務先がない人もおり、その基準はメルカリ独自のものであることがわかります。

メルペイ定額払いとは

メルペイの定額払いとは、メルカリの提供しているいくつかの支払い方法のうちのひとつで、「メルカリのあと払い(スマート払い)」のオプションに当たります。

メルペイのあと払い(スマート払い)は、メルカリ内やメルペイを使えるお店で買い物をした代金を、翌月にまとめて「あと払い」できるサービスです。

その支払い方法を、「翌月まとめて」ではなく、月ごとに分割して払いたい時に「メルペイの定額払い」に変更することができます。

メルペイの定額払いを利用すれば、一括で払うのが難しい高額な商品も購入することが可能です。

さらに、月々の支払い金額を自分で設定し、いつでも変更することができます。そのため、自分の都合に合わせた支払いができ、予定していた期間よりも早く支払いを終わらせることも可能です。

ただし、手数料がかかりますので注意しましょう。

メルペイ定額払いの審査に落ちた人の5つの特徴

実際にメルペイの定額払いの審査に落ちた人の特徴を5つにまとめてみました。

この特徴の中には、メルカリで事前に提示されている利用条件も含まれています。

いずれかひとつでも当てはまる人は、残念ながら審査に落ちる可能性が高くなってしまいます。

それでも、諦める必要はありません。後述している「メルペイ定額払いの審査を通りやすくする方法」の項を読んでいただき、行動に移してみてください。

では、ひとつずつ確認してみましょう。

①20歳未満の人

メルペイのあと払い(スマート払い)の申し込みができるのは18歳未満ですが、定額払いの場合は条件が厳しくなり、20歳未満となっています。そのため、メルペイのあと払い(スマート払い)ができるからといって18歳または19歳の人が申し込んでも、審査には通りません。

逆に、20歳以上であれば無職でも通ることがあるようですので、学生の方でも一度試してみる価値はあります。

②事前に必要な情報を登録していない人

メルペイの定額払いを申し込む前に、「アプリでかんたん本人確認」をしておく必要があります。

こちらは、『マイナンバー』または『顔写真と免許証などの本人確認書類』を登録することで、メルカリをより利用しやすくなるシステムであり、文字通りスマホひとつで登録が可能です。

また、氏名・生年月日など本人情報の登録、メルペイのあと払い(スマート払い)の設定を済ませておくことも必須になります。

申し込みをする前に、「マイページ」からそれらの情報がきちんと登録されているかを確認しておきましょう。

③メルカリやメルペイの利用状況が悪い人

メルカリではやりとりの内容や評価などを事務局が直接見ることができます。そのため、悪い評価が目立っていたり、利用を制限されている人は、審査に落ちてしまいます。

また、メルペイの利用を制限されていたり、メルペイのあと払い(スマート払い)の支払い期限が守れていない人も、審査に落ちる可能性が高いです。

メルカリでは普段の利用の様子をもとに審査されるので、支払いが済んでいない人はきちんと支払ってから申し込むことをおすすめします。

④メルカリやメルペイを使ったことがない人

メルペイの審査に落ちた人の中には、「メルペイを利用したことがない」という人が散見されました。

すでにメルペイやメルペイのあと払い(スマート払い)を利用している人は、「きちんと今までの支払いができている」とみなされ、審査が通りやすくなると考えられます。

そして、メルペイの利用がない場合でも、メルカリで数多く取引をしている人は審査に通りやすい傾向が見られました。

そのため、メルカリ内のサービスを適切に使うことも重要であるといえます。

⑤個人信用情報に傷がついている人

「個人信用情報」とは、過去のクレジットカードやローンの契約内容、分割払いなどの支払い状況のことです。

メルカリのアプリには『※なお、メルペイスマート払い(定額払い)の申し込みをされたお客さまは、見直しの際に、法令に基づいた指定信用情報機関への照会情報を利用する場合があります』と、明記されています。

そのため、支払いが滞っていたり、債務整理や自己破産などをしている、いわゆる「ブラック」の人は審査に落ちる場合があります。

しかし、「ブラックでも通った」という人もいますので、必ずしも落ちるというわけではないようです。

メルペイ定額払いの申し込み方法を5ステップでご紹介

メルペイの定額払いの申し込み方法は以下の通りです。

  1. 「アプリでかんたん本人確認」を完了させる
  2. アプリから申し込みを行う
  3. 申し込みから通常1~2日で審査結果が個別メッセージに届く
  4. 支払い方法を定額払いに設定する
  5. 引き落とし・メルペイ残高・コンビニ/ATMのいずれかで支払う

前項で記述した通り、申し込みをする前に本人確認をしておく必要があります。本人確認は、マイナンバーカードを読み取る、または、本人確認書類と自分の顔を自撮りするという2種類のやり方があり、どちらも時間はそれほどかかりません。

次に申し込みを行いますが、アプリからしかできないので注意しましょう。

その後、審査が通っても、支払い方法の設定を変えなければ使うことができません。「支払い」のタブから自分で商品を選んで定額払いに変更しましょう。

メルペイ定額払いのメリットとデメリット

メルペイの定額払いは、翌月に一括で払わなければならないところを分割して払うことができる、とご紹介しましたが、その他にもメリットがあります。

しかし、デメリットもありますので、一緒に確認しておくと実際利用する時に後悔せずに済みます。

以下にまとめましたので、利用する前に一度確認しておきましょう。

メリット

 メルペイの定額払いのメリットは以下の通りです。

  • 支払い金額を自分で決められるため無理なく支払いができる
  • シュミュレーション機能を使って見通しが立てられる
  • 普段の買い物にも使える
  • 支払い方法が選べる
  • 定期的にキャンペーンをしている

メルペイの定額払いでは、自分の支払い状況に合わせて支払い金額や方法を決めることができます。そのため、購入時にまとまったお金が用意できなくてもお買い物が可能です。

また、支払い方法は引き落とし、メルペイ残高、コンビニ/ATMの3種類があり、メルカリの売上金を支払いに当てることも可能です。

利用する際はシュミュレーション機能を使い、計画的に支払いましょう。

デメリット

お得で便利で無理のない利用ができることに対し、デメリットも存在します。

重要なことが多いので、必ずチェックしてください。

  • 手数料が15%かかる
  • コンビニ/ATMで支払う場合はさらに手数料がかかる
  • 支払いが遅くなった場合年率14.6%の遅延損害金が請求される
  • 契約中は信用情報機関に情報が提供される
  • メルペイの定額払いに変更するまでの期間が決められている

メルペイの定額払いは便利な分、定額払いに変更する必要があったり、手数料がプラスでかかることがネックになります。

万が一、支払いが遅れた際は遅延損害金がかかり、弁護士事務所を通じて請求されます。さらに、利用の制限などのペナルティが加わり、個人信用情報にも傷が付きます。

そのため、自分の支払える金額をあらかじめよく考えて買い物をしましょう。

メルペイ定額払いの審査を通りやすくする方法は?

メルペイの定額払いの審査を通りやすくする方法は以下の通りです。

  • メルカリやメルペイの利用実績を積み上げる
  • 本人確認や情報の登録、メルペイのあと払い(スマート払い)の設定を済ませる
  • 20歳以上になってから申し込みをする

他の審査に落ちた人や個人信用情報がブラックでも通った方はいます。早い人は1日とかからず数秒で通知がくることもあるようです。

また、申し込む前には必ず利用条件とキャンペーンの有無を確認しておくことが大切です。

メルカリでは、定期的に新規の方に向けたキャンペーンをしています。それに合わせ明らかにポイント目当てで申し込みをすると、落とされてしまうケースがあるため注意してください。

日頃から良い取引きを行ったり、支払い期限を守ったりして、適正な利用をしましょう。

もしメルペイ定額払いの審査に落ちた場合はどうすればいい?

前述した通り、何度か審査に落ちた人でも通ったケースがありますので、諦めずにもう一度申請をしてみましょう。

再度申し込みをする際は、以下のことに気を付けてください。

  • メルカリやメルペイを利用して実績を増やす
  • 半年以上は時間を置く
  • 滞っている支払いを済ませる

一度メルペイの定額払いの審査に落ちると、その情報が指定信用情報機関に残ります。その期間は6か月といわれているので、他に傷がない人は最低半年間空けて再度申し込みをしましょう。

もともと傷がついている人は、その後完済しても指定信用情報機関に1年~5年の間情報が残ります。そのため、延滞してしまった期日や通知を受け取った日から計算し、時間を置くと安心です。

その間にメルカリの取引やメルペイのあと払い(スマート払い)を利用して実績を増やしておくとなお良いでしょう。

まとめ

メルペイの定額払いを利用するには審査に通る必要があります。

この記事では審査基準や申し込み方法、落ちた人の特徴、落ちた時のことまで詳しく解説しました。

申し込みをしたいけど、自分の収入や職業で審査が通るのか、不安になりますよね。また、本当に落ちた人がいるのかも気になるところです。今後申し込みをするなら、確実に審査に通りたいと誰もが思うはずです。

そこで、前もって審査基準を知っておくことで対策ができ、より可能性を高めることにつながります。

メルカリでは収入や職業よりも、今までメルカリを利用してきた姿勢を重視します。そのため、長い間たくさんメルカリのサービスを正しく利用してきた人は、それだけ有利であるといえます。

そして、メルペイの定額払いを利用する際は、支払う金額や期間をよく考えて無理なく利用してくださいね。

これからメルペイの定額払いの申し込みを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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