メルペイのあと払いを利用したいが、「支払い方法や利用上限額がわからない」「支払いが遅れるとどうなるのか不安」などの疑問を抱えている人も多いでしょう。
メルペイのあと払いとは、その月の利用代金を「翌月」にまとめて支払えるのが特徴です。
本記事では、メルペイのあと払いのサービス内容や支払い方法を紹介します。さらに、支払いが遅れるとどうなるのかについても解説します。
この記事を読めば、メルペイのあと払いサービスへの理解が深まり、あなたにとって適切な利用方法が分かるはずです。ぜひ最後まで読んで、参考にしてください。
メルペイのあと払いとは?
メルペイのあと払いとは、メルペイの支払い方法の一つです。「メルカリでのお買い物」や「メルペイが使えるお店やサービス」でのお買い物料金を、翌月にまとめて支払えます。
メルペイのあと払いの概要は、以下の通りです。
| 項目 | あと払い(翌月払い) |
| 利用上限額 | 利用枠内で自由に設定 |
| 支払い方法 | 銀行口座・メルペイ残高・コンビニ/ATM |
| 支払い手数料 | コンビニ/ATMでの支払いのみ手数料が発生(¥220~¥990) |
| 支払い期日 | 翌月末 |
| 審査の有無 | なし |
| 本人確認 | 必要 |
メルペイがそれぞれ個人に定めているあと払い利用枠内で、利用上限額を自分で決めるため、使いすぎを防ぐことが可能です。
また、「アプリでかんたん本人確認」をしておくことで、メルカリの売上金からでも支払えます。
メルペイのあと払いに審査はある?
メルペイのあと払いの申し込み時には審査はありませんが、あと払い利用枠の見直しは定期的に行われます。
利用枠の決定方法や条件などの情報は非開示で、事前の案内なく変更されます。
最新の利用枠はマイページから確認しましょう。
メルペイのあと払いを設定する方法
メルペイのあと払いを設定する方法は、以下の通りです。
- メルカリアプリを起動する
- 「アプリでかんたん本人確認」を完了する
- おさいふ>設定・その他エリア>あと払い利用上限金額を設定する
- クレジットエリア>〇月の請求>請求画面
- 支払い方法を選択する
「アプリでかんたん本人確認」が完了している方は、少ないステップであと払いの設定ができます。
アプリ内おさいふタブの「クレジットエリア」から簡単に設定ができるので、まずは利用上限金額を設定しておきましょう。
支払い期間前や未払いの利用がない場合は、請求画面に移動しても、支払い方法の設定・確認ができない仕組みになっています。
メルペイのあと払いの支払い方法
メルペイのあと払いの支払い方法を3つ解説していきます。
銀行口座(自動引落し)
まずは、接続した銀行から自動引落しで支払う方法です。
アプリでの自動引落し設定方法は、以下の通りです。
- 「アプリでかんたん本人確認」を完了する
- 「おさいふ>〇月の請求」を選択する
- 支払い方法を選択する
- 「自動引落し設定へ進む」を選択する
- 自動引落しの設定画面で「引落し日」「残高・ポイントを優先的に使用」を設定する
自動引落しでは、6日、11日、16日、21日、26日のいずれかの日が指定できます。金融機関の営業日かどうかに関わらず、指定した日に引落しが実行されます。
また、清算時手数料はかかりません。金融機関の利用履歴には「メルペイ」と表示されるので、管理も簡単です。
メルペイ残高
次に、メルペイ残高で支払う方法です。
アプリでのメルペイ残高支払いの設定方法は、以下の通りです。
- 「おさいふ>〇月の請求」を選択する
- 「支払い方法を選択する」を選択する
- 支払い方法の選択画面で「チャージして支払う」を選択する
- 「◯月利用分を支払う」を選択する
※ポイントを利用する場合は、「ポイントを使用する」をチェック
※残高を利用する場合、「売上金・残高を使用する」をチェック
- 「チャージして支払う」または「ポイント・残高から支払う」を選択する
メルペイ残高支払いの場合は、翌月1日から末日までの好きなタイミングで支払えることがメリットです。また、清算時手数料はかかりません。
コンビニ/ATM
次に、コンビニやATMから現金で支払う方法です。
コンビニ/ATM支払いの設定方法は、以下の通りです。
- 支払予定日の設定
- 「おさいふ>〇月の請求」を選択する
- 「支払い方法を選択する」を選択する
- 支払い方法の設定画面で「コンビニ/ATM」を選択する
- 「支払い予定日の目安」を選択する
- 「この支払方法を保存する」を選択する
- お客様番号を発行し、支払い
- 「おさいふ>〇月の請求」を選択する
- ◯月利用分の支払い画面で「コンビニ/ATMで支払う」を選択する
- 支払い先のコンビニ/ATMを選択する
※ポイント利用を希望する場合は、「ポイントを使用する」をチェック
- 「お客様番号を発行する」を選択する
- ◯月分の支払い画面に表示されている「支払い手続きをする」を選択する
- 選択したコンビニ/ATMにて現金を支払う
コンビニ/ATMで支払う予定の日付を、毎月自分で選択します。指定の日付になったら、メルカリアプリやSMSでリマインドとしての通知が送られるので、支払い忘れも防げます。
また、コンビニ/ATMでの支払い時に発生する清算時手数料は、請求額に応じて220~990円かかるため注意が必要です。
メルペイのあと払いの支払いが遅れるとどうなる?
メルペイのあと払いの支払いが遅れることで起こりうる不都合を3つ紹介します。
メルペイやメルカリが利用できなくなる
メルペイのあと払いの支払いが遅れると、メルペイやメルカリに制限がかかります。
- 支払い期限日の翌日時点であと払い/定額払いの利用ができなくなる
- 支払い期限日の翌月11日にあと払い以外の決済、メルカリでの購入ができなくなる
- あと払い利用枠が下がる可能性がある
制限がかかってしまう前に、メルカリアプリで支出の管理を行いましょう。「おさいふ>最近の利用>毎月のご利用状況」から、請求額や支払い期限日を確認できます。
遅延損害金が発生する
メルペイのあと払いの支払いが遅れると、遅延損害金が発生します。
期日までに支払いをしていない場合、延滞した利用に対し年率14.6%を日割り計算した金額を遅延損害金として請求します。
請求されている遅延損害金は、「おさいふ>設定・その他>メルカード(メルペイのあと払い)>請求金額の内訳>利用履歴」から確認し、「今すぐ支払う」ボタンから支払えます。
信用情報機関に履歴が残る
メルペイのあと払いの支払いを延滞したり、延滞状態を継続したりした場合、法律に基づき指定信用情報機関に履歴が残ります。
最悪の場合、メルペイだけでなく他のクレジットカード会社への申し込みや利用、金融機関での借り入れなどができなくなる可能性があるため、注意が必要です。
正しい利用を続けることで、メルペイからの信用力も上がり、あと払い利用枠や利用限度枠も育ちます。
メルペイのあと払いの特徴を理解して計画的に利用しよう!
メルペイのあと払いの特徴や設定方法、支払い方法、支払いが遅れるとどうなるのかについて解説しました。
メルペイのあと払いは便利なサービスですが、リスクを十分に理解した上で利用することが大切です。
自分に合った活用方法を見つけて、計画的に利用しましょう。

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