メルペイスマートマネーは、メルカリのアプリで1,000円から最大で20万円まで借りることができる、少額融資サービスです。
とても人気のあるサービスですが、申し込みが一時的に停止することもあります。
すでに利用している人でも「メルペイスマートマネーで借りられる額がありません」と表示されて、お金を借りることができない場合があります。
この記事では、そのように表示がされる原因と対処法について詳しく解説していきます。
メルペイスマートマネーでお金を借りることができなくて困っている人、これからサービスを利用しようと考えている人はぜひ参考にして下さい。
メルペイスマートマネー「借りられる額がありません」と表示される原因とは?
メルペイスマートマネーで「借りられる額がありません」と表示される原因は、以下の3つが考えられます。
- お金を返済していない
- 借入限度額の上限まで借りている
- 借り入れの申し込みを停止している
メルペイスマートマネーを利用中に追加でお金を借りる場合は、まずは当月分の返済が必要となります。
また借入限度額の上限まで借りている場合は、お金を借りることができなくなります。
支払いを延滞してしまうと借入限度額が大幅に下がる可能性があり、追加で借りることができなくなります。
メルペイスマートマネーは、大変人気のため、一時的に申し込みを停止することがあります。
そのため予定通り正しく返済し、借入限度額に余裕がある場合でも、追加で借り入れができないことがあります。
またメルカリやメルペイスマート払いなどを利用している場合は、そちらの利用状況や返済状況が影響することがあります。
メルペイスマートマネー「借りられる額がありません」と表示された際の注意点
- 返済するまでは追加でお金を借りられない
- メルカリやメルペイの利用が制限される場合がある
- 遅延損害金が請求される
- ブラックリスト入りする可能性がある
支払いが遅れていることが原因で「借りられる額がありません」と表示された場合は、サービスの制限など、今後の利用に影響を及ぼします。
どのようなリスクがあるのか注意点を詳しく説明します。
1.返済するまでは追加でお金を借りられない
滞納している場合は支払いを済ませないと、追加の借り入れはできなくなります。
またメルペイスマートマネーは「総量規制」の対象です。
貸金業者(消費者金融など)から借りることができるお金には上限があり、年収の3分の1を超える金額を借りることができません。
ほかの貸金業者からもお金を借りている場合は、3分の1を超えていないか確認しましょう。
なおクレジットカードによるショッピング利用分などは含みません。
2.メルカリやメルペイの利用が制限される場合がある
メルペイスマートマネーの支払いが遅れると、メルカリやメルペイの利用ができなくなる可能性があります。
返済期日から数日後にアプリやメールで支払いを催促する案内が届き、さらに滞納が続くと、メルペイまたは委託先の弁護士法人(鈴木康之法律事務所、神田お玉ヶ池法律事務所、市ヶ谷中央法律事務所)から登録している連絡先に電話やハガキで催促が届くことがあります。
滞納が長期化すると、メルカリやメルペイのサービスの利用制限、最悪の場合はメルカリのアカウントが停止されることもあります。
3.遅延損害金が請求される
メルペイスマートマネーの支払いが遅れると、20.0%(年率)の遅延損害金が発生します。
計算方法は、「借入金×年率×延滞日数÷365=遅延損害金」となります。
例えば10,000円を30日間滞納した場合は、10,000円×20.0%×30日÷365日=164円の遅延損害金が発生します。
遅延損害金は支払い期日の翌日から返済するまで発生しますが、滞納している間は金利の発生はしません。
しかしメルペイスマートマネーの金利は3.0%~15.0%(年率)に対して、遅延損害金は20.0%と高くなりますので、すみやかに返済することをおすすめします。
4.ブラックリスト入りする可能性がある
メルペイスマートマネーの支払いの遅れが長期化すると、ブラックリスト入りする可能性があります。
運営している(株)メルペイは、指定信用情報機関のCICに加盟しています。
支払いが61日から3ヵ月以上遅れると、金融事故扱いとなり登録されます。
一度や二度程度の数日の遅れなら問題ありませんが、短期間であっても何度も支払いが遅れると金融事故となる場合もあります。
金融事故扱いになると、クレジットカードの審査に通らない、ローンやキャッシングの契約ができないなどの影響があります。
例え数日であっても、支払いの遅れを安易に考えないようにしてください。
メルペイスマートマネー「借りられる額がありません」と表示された場合の対処法3つ
- 繰り上げ返済をする
- メルカリ残高や無償ポイントを利用して返済する
- お問い合わせをする
お金を借りることができない場合は、返済や借入限度額、またはメルカリ側が原因になっている場合が考えられます。ここでは、その場合の対処方法について3つ解説します。
1.繰り上げ返済をする
これまで説明してきた通り、当月分の返済を済ませないと追加でお金を借りることができません。
「残高でいつでも返済」を利用すると、引き落とし日を待たずに、メルペイ残高で返済することが可能です。
繰り上げ返済後に、再度借り入れの申し込みをしてみてください。
また月々の返済額を変更することも可能なので、お財布事情に合わせて活用してください。
変更する場合は、返済期日前に手続きが必要です。
2.メルカリ残高や無償ポイントを利用して返済する
メルペイスマートマネーは、メルカリの売上金や無償ポイントを優先的に使用して返済することが可能です。
自宅に不用品で売れそうなものがある場合は、積極的にメルカリで販売することをおすすめします。
また販売実績が多くなると、審査に通りやすくなったり、借入限度額が上がりやすくなるなどのメリットがあります。
友達招待やキャンペーンで得た無償ポイントも利用できますので、上手に活用してください。
3.お問い合わせをする
先述した通り、新規や追加借り入れを停止している場合もありますが、引き落としのタイミングやシステム上の不具合が発生して、お金を借りることができない可能性もあります。
支払いの遅れなどがない場合は、メルペイへ問い合わせることも検討してください。
問い合わせの際は電話窓口がありませんので、アプリ内のお問い合わせフォームを利用してください。
メルペイスマートマネーの利用額では足りない場合には?
メルペイスマートマネーは、メルカリやメルペイを多く利用している人は金利が優遇されたり、メルカリの売上金を利用して返済ができるなど魅力的なサービスがあります。
しかし少額融資サービスのため、最大で20万円しか借りることができません。
また借り入れの申し込みのたびに審査があり、借入限度額も予告なく変動することがあるため、必ず借りられるとは限りません。
利用額が足りない場合は、これから紹介するおすすめのアプリの利用を検討してみてください。
メルペイスマートマネーの利用限度額が足りない場合におすすめのアプリをご紹介
これから紹介するアプリは、アプリ内で申し込みから返済手続きまで完結でき、保証人や担保は不要です。
メルペイスマートマネーだけでは足りない場合は、ぜひ参考にしてください。
ファミペイローン
ファミペイローンは即時振込が可能です。
借入限度額は1万円~300万円とメルペイスマートマネーよりも高額となっていますが、1,000円から借りることができます。
利用明細などの郵送物などは原則ありませんが、滞納が発生した場合は届くことがあります。
メルペイスマートマネーと大きく違う点は、ファミペイローンには在籍確認があることです。
ただし電話での在籍確認はプライバシーに配慮されており、担当者の個人名などで行われています。
返済は銀行口座や自動引き落しでも可能ですから、ファミリーマートが近くにない人でも安心してお金を借りることができます。
まとめ
メルペイスマートマネーで「借りられる額がありません」と表示された場合は、
- お金を返済していない
- 借入限度額の上限まで借りている
- 借り入れの申し込みを停止している
などの原因が考えられますので、返済期日が過ぎている場合は、できるだけ早く返済してください。
メルペイスマートマネーは、1,000円単位からお金を借りることができる少額融資サービスです。
スマホ1台で気軽にキャッシングできるためとても便利ですが、当然ながら金利が発生します。
お金を借りる場合は、まずは「返済シミュレーション」を利用して無理のない範囲で借りるようにしてください。
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